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兼務経験者による体験談

実際の忙しさはどうなのか

現場の声をチェック

兼務を検討している人が気になるのは、普段どのくらい忙しいかでしょう。実際、兼務している人の多くはかなりの忙しさを感じているようです。特に忙しいのは、サービス提供責任者と訪問介護職員を兼務するケースです。とはいえ、兼務することで多くのメリットを得られるのも事実です。兼務経験者による体験談を紹介するので、興味のある人は参考にしてください。

体験談1

「前職では訪問介護職員でしたが、今の職場ではサービス提供責任者と兼務しています。25人の利用者を担当しており、訪問介護職員としては月60時間程度働いています。訪問介護職員として働いた後、サービス提供責任者として事業所に在籍する職員を取りまとめ、事務作業をするなど毎日が忙しいです。どれだけ効率的に仕事を進めても、定時には帰れないこともあります。いつまで続けられるかという不安はありますが、しかしその分確実にスキルアップしている自覚はあり、今後はより上位の役職に就くことを目標に頑張っています」

体験談2

「サービス提供責任者と訪問介護職員を兼務していますが、忙しい時期には月100時間程度の残業になることもあります。利用者の介護や多職種との連携、事務作業などをこなさなければならないのでどうしても時間がかかります。しかし、残業代が支払われるので収入的なメリットは大きいと感じています。中には残業をさせないように、タイムカードを切ってからサービス残業を強いる事業所もあるようですが、そのような環境なら転職した方がいいと思います」

体験談3

「サービス提供責任者と管理者を兼務していますが、役割が似ているということもありそこまで負担が大きいとは感じません。職員の指導や管理、各種連絡業務を主に行っています。月20時間程度の残業ですが、定時で帰れることも多いです。自分の裁量次第でどうにでもなるので、今の働き方には非常に満足しています」

体験談4

「サービス提供責任者と訪問介護職員を兼務しており、訪問介護職員としては月85時間程度勤務しています。忙しい毎日で残業も多いですが、兼務することで現場の声や業務の実態を把握できるため、運営的な業務に携わる際はその経験が大いに役立っています」

まとめ

このように、毎日忙しくはあるものの一定のメリットを感じている人が多いようです。負担の大きさから兼務することに二の足を踏んでいる人も少なくないかと思います。しかし、中には残業が少なく、最小限の負担で済む職場もあるようです。そういった職場を見つけることができれば、兼務しながらでもサービス提供責任者として長く働いていけるでしょう。また、キャリアアップを狙う人は積極的に兼務することをおすすめします。

介護職でさらなるキャリアアップを望む人へ

キャリアアップを目指す人へ
やりがいを求めるならサービス提供責任者はおすすめ

サービス提供責任者は重要なポジションだからこそ大きなやりがいを得ることができます。様々な経験を積みながらスキルを磨くことができるため、介護業界でステップアップしていきたい人にとって最適な仕事といえます。

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